愛知県立芸術大学

大学案内 教員紹介

音楽学部

教授

白石 禮子(玲子)

SHIRAISHI Reiko

専門分野
ヴァイオリン

教員情報

教育活動

[学部]
弦楽器奏法の研究IA-IVB、弦楽合奏IA-IVB、室内楽IA-IVB、学内発表、卒業演奏他
[大学院]
音楽総合研究、特殊研究(弦楽器領域)、室内楽Ⅱ、修士演奏他

学位

パリ国立高等音楽院第3課程 ソロ科修了
パリ国立高等音楽院 一等卒業

学歴

1991年 12月 パリ国立高等音楽院第三課程ソロ科修了(ヴァイオリン専攻)
1989年 1月 パリ国立高等音楽院第三課程<Le Cycle de perfectionnement (Le 3ème cycle)>ソロ科入学
1988年 パリ国立高等音楽院一等<le Premier Prix>首席卒業(ヴァイオリン専攻)
1985年 フランス・パリ国立高等音楽院入学
1985年 桐朋女子高等学校音楽科卒業(ヴァイオリン専攻)

職歴

2017年 4月~ 愛知県立芸術大学音楽学部教授(現在に至る)
2008年 4月~ 同 准教授(2017年3月まで)
2003年 4月~ 同 専任講師(2008年3月まで)

研究課題

現代ヴァイオリン奏法一般、並びにバロックより近現代までのヴァイオリンを含むソロ曲、協奏曲及び室内楽作品の楽曲分析、奏法、「音で語る」演奏表現の研究


研究教育実績

桐朋女子高等学校音楽科を卒業後、パリ国立高等音楽院及び同大学院首席卒業・修了。海野義雄、P.ドゥーカン氏らに師事。

13歳で名古屋フィルと協奏曲を共演以来、国内外でオーケストラと共演、リサイタルを行う。

93年のソニー主催によるリサイタルでは「類い稀な才能の持ち主」と絶賛され、「音楽の友」誌より年間ベスト1の公演に選ばれた。繊細で美しい音色と鋭い洞察力に基づく深い音楽表現に定評がある。

室内楽の分野でも活躍、 その他、仏国営TVA2>、NHK-TVNHK-BSCATVNHK-FM(ベスト・オブ・クラシック、名曲リサイタル、音楽ジャーナル、土曜リサイタル、FMリサイタル、シンフォニー・コンサート等)に出演。水戸室内管弦楽団、倉敷音楽祭、サントリー・サマーフェスティバル等にも参加。

2008年に「愛・知・芸術のもり弦楽五重奏団」を結成、1stヴァイオリンを務めている。2014年には国際交流プロジェクトとして渡独、ケルンなど3都市で演奏会を行う。その後、201618年「ブラームス室内楽全曲演奏」プロジェクト(10回公演)202223年「室内楽の響演」プロジェクト(3回公演)等、いずれも大変好評を博した。20242026年度には、新たなシリーズ「室内楽の響演2(3回公演)を予定。

これまでに6枚のCDが発売されている

社会的活動

2014~2023年 「芸術講座」《ラヴェルとメシアンの室内楽・2つの世界大戦によって刻印された名曲》他、全4

2011~2019年 「東日本大震災チャリティーコンサート」5回出演

2010~2011年 「芸文連携事業・サテライト講座」《室内楽の魅力》シリーズ全3

2007~2010年 「芸文連携事業・サテライト講座」《公開レッスン~音で語る》シリーズ全4回

コンクール・オーディション審査員

2021年~ 日本演奏連盟リサイタルシリーズオーディション審査員(現在に至る)

2020年~ 日本演奏連盟新進演奏家プロジェクトオーディション審査員(現在に至る)

2014年~ 日本クラシックコンクール本選及び全国大会審査員(現在に至る)

2010年~ みえ音楽コンクール審査員(現在に至る)

2009年~ 全日本学生音楽コンクール名古屋大会予選・本選及び全国大会審査員(現在に至る)

受賞歴・買い上げ等

13歳で全日本毎日学生音楽コンクール東海大会及び西日本大会1位を経て全国第1位

高校在学中にロン=ティボー国際コンクール(フランス)最年少入賞

1989 ラヴェル音楽賞(フランス)

ヴィエニアフスキ国際コンクール(ポ-ランド)第3位、ソナタ最優秀演奏者賞、パブリック賞等