
美術学部 デザイン・工芸科 陶磁専攻
木村 昭裕さん
KIMURA Akihiro
インタビュー
- Q 愛知県立芸術大学を選んだ理由を教えてください。
もともと私は陶芸に興味があり、さらに言えばモノづくり全般が好きでした。東京芸大も受験しましたが、愛知芸大は東京と比べて緑が多く、のびのびとした環境で、とても良い場所だと感じました。
また、初代学長の「直指天」にも感銘を受け、ここで学びたいと思い受験を決めました。
- Q (ご自身の)専攻の魅力を教えてください。
なんといっても陶磁に特化しているということです。他大学にはない専門的な設備が整っており、さらに瀬戸や常滑、美濃など、日本を代表する陶芸の産地が近くにあるため、さまざまな恩恵を受けられます。主要な産地以外にも、各地に陶芸家が点在しており、縁があれば交流する機会もあります。
また、陶磁棟の建築デザインは、瀬戸にある工房を参考にしているそうですが、その構造が学生同士の交流を促し、良い影響を与えていると感じます。特に、制作において協力が欠かせない陶芸において、こうした環境が重要な役割を果たしています。
- Q 将来の目標や夢を教えてください。
私は陶芸を学びたかったので、今の環境でその目標の半分はすでに叶っているようなものですが、願わくば、できるだけ長く制作を続けていきたいと思っています。
そのうえで、これからは楽しく生きることを大切にしながら、さまざまな経験を積み、陶芸を通じて多くの人と関わっていきたいです。