教員
シンポジウム「18世紀喜劇における徳~抜け目なさの称揚~」
2026.10.15
本学の音楽学部 菅野准教授が、イタリア学会と熊本大学・音楽文化学研究室の共同企画によるシンポジウム「18世紀喜劇における徳~抜け目なさの称揚~」に登壇します。
日時
2026年11月15日(日曜日)10時00分~12時00分
場所
熊本大学教育学部本館4A教室
参加方法
会場参加またはZoomによるオンライン参加
オンライン参加はこちらから
Zoom ID: musichistory
パスコード: 不要
参加料
無料
概要
「18世紀、宮廷劇場における演目ジャンル<オペラ・セリア>では、貞節さや一途さ、そして自己犠牲がとりわけ“女性の徳”として称揚されている。一方、同時期の主に民間劇場で演じられた喜劇(演劇、およびオペラ)においては、主役となる女性の“抜け目ない性格”が、プロット、音楽とともに称揚され、世紀を通してこれがある種の伝統となっていた。しかしこれまでその連続性や実態について十分に着目されてこなかったように思われる。
本シンポジウムでは、そのような“抜け目ない女性”が、どのような姿で文学、戯曲、オペラを貫き一つの人物類型となっていたか、各パネリストによる具体例とともに明らかにし、最終的にはそれら“徳”はおそらく常に理念上の願望の範囲に留まっていたことを、ある下層社会の“制裁史料”から提示してみたい。
パネル発表
菅野 類(本学音楽学部 准教授:18世紀イタリア文学)
「美徳をまとう抜け目なさ ― Antonio Piazzaの『演劇界』(Il Teatro, 1777-78)に見る女性の自己表象と自己正当化」
