本学を首席で修了後、DAAD（ドイツ学術交流会）奨学生として渡独。ライプツィヒ音楽演劇大学大学院オペラ科を修了。大学オペラプロジェクトにて、《ジャンニ・スキッキ》にラウレッタ役として出演。テューリンゲン州オペラ研修所を経て、2014年テューリンゲン州アルテンブルク市・ゲラ市立歌劇場専属歌手。アルテンブルク・ゲラでは、《ばらの騎士》ゾフィー、《魔弾の射手》エンヒェン、《ドン・パスクワーレ》ノリーナや《リゴレット》ジルダ役を歌い、聴衆の投票で選ばれるテアーターオスカー賞に2年連続で輝く。現在、マインフランケン劇場ヴュルツブルク専属歌手。《ヘンゼルとグレーテル》グレーテル、《ナクソス島のアリアドネ》ツェルビネッタ、ヴァーグナー《ラインの黄金》ヴォークリンデ役ほかで出演している。

各地への客演も活発で、これまでにOper Leipzig、ドレスデン・ゼンパーオーパー、ベルリン・ドイツ・オペラのほか、日本では2016年の本学創立50周年記念オペラ公演・2020年1月の新国立劇場オペラ公演《ボエーム》ムゼッタ役を好演。