愛知県立芸術大学

活躍する卒業生・修了生

声楽

吉田 珠代

YOSHIDA Tamayo

2001年 卒業
2003年 大学院 修士課程修了

新国立劇場オペラ研修所第6期生修了。2006年、文化庁新進芸術家留学生としてボローニャに留学。2008~10年(公財)ロームミュージックファンデーション特別研究生としてミュンヘン及びウィーンに留学。2010年オーストリア・シュタイヤー音楽祭《ドン・ジョヴァンニ》ドンナ・アンナ役でヨーロッパオペラ・デビュー。2012年小澤征爾音楽塾《蝶々夫人》で主役外国人キャスト初日公演降板の為、急遽タイトルロールで舞台をつとめ小澤氏から絶賛を浴びる。新国立劇場高校生のための鑑賞教室の同役でも好評。マスカーニ《イリス》題名役等オペラ公演のみならず、「第九」や宗教曲など多くのコンサートで活躍。2016年ズービン・メータ指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団サントリーホール30周年記念「第九」、サントリーホール2017リニューアル記念 Reオープニング・コンサートにおけるロッシーニ《荘厳ミサ曲》、2019年パシフィック・ミュージック・フェスティバル札幌においては、エッシェンバッハ指揮マーラーの交響曲第8番「千人の交響曲」の第二ソプラノに抜擢され、世界一流の歌手に並び存在感を発揮した。

第6回静岡国際オペラコンクール最高位および三浦環賞受賞。2018年岩城宏之音楽賞受賞。