
川島 幸子 Sachiko KAWASHIMA
氏名 | 川島 幸子 Sachiko KAWASHIMA |
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職名 | 准教授 |
URL | ウェブサイト |
教育活動 | [学部] 声楽研究、声楽、オペラ重唱、オペラ研究 [大学院] オペラ総合研究(博士前期課程) |
学位 | 学士[音楽](東京音楽大学) ディプロム音楽家(ドイツ・ワイマール“フランツ・リスト”音楽大学) ドイツ国家演奏家資格(ドイツ・ワイマール“フランツ・リスト”音楽大学) |
学歴 | 1995年 東京音楽大学音楽学部器楽学科ピアノ専攻卒業 2005年 ドイツ・ワイマール“フランツ・リスト”音楽大学声楽科(オペラ)卒業 2006年 同 大学大学院研究科声楽専攻修了 2008年 同 大学大学院 国家演奏家資格(Konzertexamen)課程声楽専攻修了 |
専門分野 | ドイツ歌曲 オペラ ドイツ語舞台語発音法 |
研究課題 | ドイツ歌曲の演奏における、歌手とピアニストの“リートデュオ”としての演奏研究 オペラの演唱 |
研究教育実績 | 神戸生まれ。東京音楽大学ピアノ科卒業後声楽に転向し渡独、ロームミュージックファンデーション奨学生としてドイツ国立ワイマール“フランツ・リスト”音楽大学声楽科で学びオペラ科を首席卒業、大学院及びKonzertexamen課程を首席修了、ドイツ国家演奏家資格取得。第12回チャイコフスキー国際コンクール声楽部門・セミファイナリスト、第10回R.ザンドナイ国際オペラコンクール・R.ザンドナイ賞。卒業後、ドイツ(ベルリン)で演奏家ヴィザを取得し本格的に演奏活動を開始。 オペラではこれまでに、W.A.モーツァルト『魔笛』夜の女王役、『後宮からの誘拐』コンスタンツェ役、『劇場支配人』マダム・ヘルツ役、E.フンパーディンク『ヘンゼルとグレーテル』グレーテル・眠りの精・露の精の3役、F.ゴルドマン作曲モノローグオペラ『心の塊 Herzstück』、W.リーム『メキシコの征服』モンテツマ役、 F.マルタン作曲劇付きオラトリオ『魔法の酒』のソプラノ1などを演じる。日本では2014年にR.シュトラウス『ナクソス島のアリアドネ』ツェルビネッタ役でデビュー。 ソリストとして、W.A.モーツァルト『荘厳ミサ曲ハ短調』、『レクイエム』、『踊れ、喜べ、幸いな魂よ』、J.S.バッハ『マタイ受難曲』『ヨハネ受難曲』『クリスマスオラトリオ』、ベートーヴェン『第九』、オネゲル『ダビデ王』、ロッシーニ『小荘厳ミサ曲』、R.シュトラウス『ブレンターノの詩のよる6つの歌』、バーンスタイン『カディッシュ』、メンデルスゾーン『エリア』など。これまでにイェナ・フィルハーモニー管弦楽団、テューリンゲン・フィルハーモニー管弦楽団、リトアニア室内管弦楽団、LOHオーケストラ・ゾンダースハウゼン、新ベルリン交響楽団、シンフォニエッタ・トュービンゲン、ライヒェンバッハオーケストラと共演。日本では、秋山和慶指揮 広島交響楽団、東京都交響楽団、札幌交響楽団と共演。 また、ヨーロッパ各地で30公演以上のリサイタルやコンサート、音楽祭に出演、2007年より毎年『川島幸子ソプラノリサイタル』を開催。メディアではBSプレミアム『クラシック倶楽部』、NHK-FM『ベストオブクラシック』に出演。 デビューCD『リヒャルト・シュトラウス&ドヴォルジャーク 歌曲集』を ドイツ・ハノーファーで録音、2012年カメラータ・トウキョウから発売され、 《 リリコ・レジェーロ・コロラトゥーラの広い声域を自由に駆使し、特にR.シュトラウスの作品に適応力が抜群である。透明な、ムラのない声色の自在な響きが快い。各曲に示された、曲と詩への把握力は的確で、ことに『ブレンターノの詩による6つの歌』をここまで歌えるソプラノはなかなか見当たるまい。 超高音も危なげのまったくない完璧な呼吸法で支え切っている。》(畑中良輔氏 / レコード芸術2012年3月号) と絶賛される。 これまでに声楽を宮廷歌手V.フルバ=フライベルガー、宮廷歌手 J.カウフマンに師事。 2012年に14年に及ぶドイツ・ベルリンでの生活にピリオドを打ち日本に完全帰国。現在、愛知県立芸術大学准教授。 |
受賞歴・買い上げ等 | 第10回R.ザンドナイ国際オペラコンクール(イタリア)入賞 R.ザンドナイ賞受賞 第12回チャイコフスキー国際コンクール(モスクワ)声楽部門 セミファイナリスト 2004-2008年度 ローム ミュージック ファンデーション奨学生 |