愛知県立芸術大学

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2021.6.26(土)

芸術講座 「現代のピアノ音楽~カナダ在住の日本人ピアニスト、八坂公洋が弾く現代のピアノ音楽(長久手の森から)~」

愛知県立芸術大学では広く県民の皆さまに芸術文化に親しんでいただくために、芸術講座を多数開催いたしております。
今回は、カナダ・モントリオールを拠点に活動しているピアニスト、八坂公洋氏をお迎えします。彼はカナダの名門マギル大学在学中にソロリサイタルを大成功させ、「若く優れたピアニスト」と現地の音楽雑誌等で報じられました。八坂氏のお話を伺いながら、現代のピアノ音楽を聴いてゆきます。

講師プロフィール

八坂 公洋 氏(ピアニスト)

長崎県佐世保市出身。カナダ・モントリオールを拠点に活動しているピアニスト。12歳から本格的なピアノの指導を水谷玲子氏に受ける。長崎大学入学後、カナダの名門マギル大学に編入、ピアノ科で学部と大学院共に橋本京子教授に師事。在学中、「若く優れたピアニスト」とニューブランスウィックでのソロリサイタルの際、音楽雑誌等で報じられた。優秀な成績が認められ、ジェフリーキャンベル奨学金、ルブカ・コレッサ・アワード、エレンバロン奨学金、そしてヤマハカナダ奨学金を受賞。2014年イタリアで行われたIBLA GRAND PRIZEにて入賞。国内外のマスタークラス/フェスティバルに多数参加し、ギルバート・カリッシュ、ラン・ラン、アンドレ・ラプラント、アンドレアス・ハエフリガー、フィリップ・モル、マキシム・ベンゲロフ、ホカン・ハルデンベルガーなどに指導を受ける。これまでに日本、カナダ、アメリカ、イタリアそしてスコットランドで演奏しており、バロックから近現代まで幅広くレパートリーがあるが、特に近現代の曲に力を入れている。これまで数々の初演をした。演奏は国営ラジオカナダなどに取り上げられている。ISME World Conference, Chosen Vale, Arkas, Acces Asieなどのフェスティバルや名古屋音楽大学、愛知県立芸術大学、ゲーテインスティテュートなどの教育機関、並びにカナダ政府、日本総領事館などの行政機関にもゲストアーティストとして招待されている。また、現代音楽のスペシャリスト達からも信頼が厚く、井上郷子(pf)やDuo Airsなどと共演している。近年ではレコーディングアーティストとしても活動しており、CALQの後援により邦人作曲家をフィーチャーしたCD、「和のかたち」を日本アコースティックレコードより発売。レコード芸術では準特選盤として好評を博す。2016年、グラミー賞受賞暦のあるサウンドエンジニアRichard Kingのプロジェクトの一環でレコーディングを行い、Focal Press/Routledgeから出版されている"Orchestra Recording and Other Classical Music Ensembles."にショパンのOp.9No.2が使われている。2020年3月25日にFACTORの後援により2ndアルバム「モザイク」をリリースした。


聞き手:小林 聡羅 (本学作曲専攻作曲コース教授)


主催:愛知県公立大学法人 愛知県立芸術大学

企画:愛知県立芸術大学 社会連携センター 

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