佐藤 直樹(直木) 研究室
- 専門分野
- ヴィジュアルコミュニケーションデザイン
- 教員紹介
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研究室の概要
「ヴィジュアルコミュニケーションデザイン」と称される、視覚情報によるコミュニケーションデザインの研究を専門分野とする。なかでも、文字媒体の持つ意味性と記号性を主題として扱う「フォントデザイン」「ロゴタイプデザイン」「タイポグラフィデザイン」を研究テーマの中核としている。
視覚情報を担う最重要媒体のひとつであり、人間文化の形成・発展・深化・継承・伝達等に深く関与してきた「文字」のデザインを通じて、人間のコミュニケーションの在り方や可能性、方法とそこに開花する魅力を追究することを目的としている。
そうした研究の成果は、フォント、ロゴタイプ、タイポグラフィの各種デザインをはじめ、グラフィックデザイン、エディトリアルデザイン、パッケージデザイン、サインデザイン、ヴィジュアルアイデンティティーなど、幅広い分野にわたって展開される。
近年は音楽領域との共同研究であるオペラ公演の舞台美術を通じて、総合芸術の分野にも関与している。
また、中国各地の芸術大学を通じた国際交流事業にも長年寄与している。
博士前期課程
修士総合研究:視覚伝達デザインⅠ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ
修士専門研究:デザイン理論研究Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ
修士特別研究:文字のデザインA・B、プロジェクト研究(病院での芸術アウトリーチ)5・6、アート・マネジメント1・2、インクルーシブアートA・B、複合芸術研究
博士後期課程
視覚伝達デザインに関する研究
博士総合研究Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ
博士理論研究Ⅰ・Ⅱ
デザイン論特別研究Ⅰ・Ⅱ
研究室の活動
2023年度
オペラ舞台美術デザイン
毎年開催される本学オペラ公演の舞台美術企画・制作に長年携わっている。
我流の「オペラ舞台美術の三原則 〜できることは全部やる・できないことは切り替える・やるからには面白くする〜」をモットーに、挑戦の日々を送る。2023年度の演目は、ヘンデル作曲のバロック・オペラ「アルチーナ」。毎年、初めて体験することに出会う幸せ。
長久手市文化の家 森のホール
2023年12月9日(土)・10日(日)
「みんまちエナジー」ロゴタイプ・シンボルマークデザイン
長久手市民によって設立された、市民エネルギー団体「みんまちエナジー」のシンボルマーク及びロゴタイプのデザイン。
この大学でデザイン研究室を構えていると、地域社会に貢献しているナァ、と染み染み実感できる仕事の依頼が時折寄せられるので嬉しくなる。小さなまちの小さな大学だからこそ、できること・やるべきことがある。
クライアント:一般社団法人 みんまちエナジー
2023年5月
BIG SIGN PROJECT
本学敷地北側の県道沿いに設置された、縦1.4M、横14MのBIG SIGN。タイポグラフィを担当した。
BIG SIGNのテーマは、「芸術+森の中で生み出されるもの」 。このBIG SIGNは、優れた芸術を生み出す創造エリアを指示する象徴的な「門 Gate」である。志あるものは、この門から入って学び、この門から出て遠くまで歩まれんことを願う。
BIG SIGN PROJECT:
倉地久・白河宗利・森北伸・佐藤直木
2023年3月