音楽研究科 博士前期課程
概要
専攻・コースの枠を越えた、柔軟で横断的な教育研究システムの構築をめざして平成19年度に実施された音楽研究科の修士課程の改組により、従来の3専攻6コース(作曲〔作曲・音楽学〕、声楽、器楽〔ピアノ・弦楽器・管打楽器〕)の区分が見直されて単一専攻となり、平成21年度博士後期課程の設置により、修士課程は博士前期課程となりました。これにより、研究科が学際的な研究に対応できる体制となっただけでなく、個々の学生にとり、それまで培ってきた専門性をさらに高めるとともに、領域横断的な研究を行うことが可能になりました。
具体的には1専攻7研究領域(作曲・音楽学・声楽・鍵盤楽器・弦楽器・管楽器・打楽器)を擁し、さまざまな領域に属する研究室が美術研究科、さらに教養教育の研究室とも連携した授業が開設されています。そのように領域を越えた2つ以上の研究室が共同で企画立案し、開設する授業は「プロジェクト」と呼ばれ、複合芸術プロジェクト(美術学部と連携して開設されるプロジェクト─オペラ、アートマネジメント)、音楽プロジェクト(室内楽、オーケストラ、ウィンドオーケストラ)が実施されています。
音楽に対する社会の潜在的なニーズは大きく、それは地域貢献にも直接つながっているという観点に基づき、音楽研究科博士前期課程では真の意味での音楽芸術のプロとしての能力を磨くことを重視し、自らの才能と技術を生かしてニーズを掘り起こし、作り出すことができるような人材育成を目指しており、アートマネジメントの講座を新設するなど、学生ひとりひとりの資質や興味を最大限伸ばす教育を「オーダーメード」で行っています。
音楽研究科博士前期課程の目的
博士前期課程では、学部における専攻を廃止して研究室を単位とする音楽研究科(音楽専攻:作曲領域、音楽学領域、声楽領域、鍵盤楽器領域、弦楽器領域、管楽器領域、打楽器領域)1専攻7領域により構成されています。音楽を学ぶ者は早くから一貫して技術的な修練を積んできました。しかし、音楽表現は技術修練のみで向上するものではなく、その技術を支える自立した音楽家の育成には人間的な成長が不可欠です。音楽研究科においては演奏技術、創作、研究の裏付けとなる人間的成長を含めた音楽に対する研究をより専門的に深めて、音楽力の向上を図ることを目的とします。
アドミッション・ポリシー
大学院音楽研究科博士前期課程は平成19年度より1専攻7研究領域に改組し、学部、専攻、領域の垣根を超えた柔軟で横断的な教育・研究システムの構築を目指しています。さらに、より高度な研究に対応するために平成21年度には博士後期課程を設置しました。「より深く、より柔軟に」を教育・研究のモットーとする環境のなか、高度な専門性と領域を超えた幅広い知識、旺盛な国際感覚を駆使して自ら社会のニーズを掘り起こす能力を磨き、将来の音楽界を担うべく人材を求めています。
ディプロマ・ポリシー
愛知県立芸術大学大学院音楽研究科博士前期課程では高度な専門性と幅広い知識、旺盛な国際感覚をモットーに、現社会における真の音楽芸術のプロとしての能力を磨く事を教育・研究の柱としています。院生自身が音楽に対する社会のニーズの本質を的確に把握し、それを自らの能力で高度化・活性化させるノウハウを身に付けることが望まれています。柔軟で多様なカリキュラムを目的に合わせて効率よく修得し、その成果を学内はもとより地域社会、国際社会に広くアピールする努力を高く評価します。
※以上の研究内容を所定の単位取得と修了演奏、修了論文等の審査により学位を授与します。






