美術研究科 博士前期課程
概要
研究科1専攻として21年度より修士課程が博士前期課程として設置され、美術・デザインの研究領域の拡大や複合領域での研究が進む中、時代のニーズや教育・研究の高度化に合致させるため1専攻とし、6研究領域が相互に複合する研究も可能な体制としました。これにより、芸術の学際的研究の対応ができる体制とするだけでなく、従来の研究領域の更なる高度化を計ります。
また、複合領域での研究体制の強化と実践、大学に望まれる地域貢献、社会貢献などを目的とするプロジェクトを設定し、学修成果と実践的実務との融合を計ります。
プロジェクト研究
領域を越えた2つ以上の研究室が企画立案し実施するプロジェクト研究を行っています。
【複合芸術プロジェクト】
○芸術多領域:平面、立体、空間、映像、音楽、メディアなど芸術多領域の複合研究
表現の多様化から既存の研究分野だけでは対応出来ない様々な芸術表現を、研究領域にとらわれない学際的な関わりで研究、実践を行う。演劇やオペラ等も含まれる。
【美術プロジェクト】
>>保存修復系プロジェクト(文化財の保存修復の継承)
○ 平面領域:絵画の保存修復技術の研究、実践
○ 立体領域:彫刻の保存修復技術の研究、実践
芸大での豊富な蓄積を継承しながら、文化財保存修復を目的に、絵画から彫刻などの保存修復技術の高度化研究および実践を行う。
>>暮しとデザイン系プロジェクト(21世紀の地域・文化創りと発信)
○ 環境領域:地域の街づくり・景観事業等の環境デザイン研究
○ プロダクト・グラフィック・メディア領域:企業と連携したものづくり・メディア研究・製品開発
○ デザイン振興領域:自治体・団体のデザイン研究
21世紀のコンセプトであるサシティナブルな視点からのデザインに求められるものは多様化し、環境からモノ、人材育成まで多岐にわたる。地域貢献や研究の高度化が望まれる中、これらのテーマから研究・開発・実践を行う。
美術研究科博士前期課程の目的
博士前期課程では、学部における専攻を廃止して研究室を単位とする美術研究科(美術専攻:日本画領域、油画・版画領域、彫刻領域、芸術学領域、デザイン領域、陶磁領域)1専攻6領域により構成されています。これまで磨いてきた専攻分野の専門的思考、感覚、技術を向上させ、より専門性を深めると共に、領域を横断する研究を容易にすることで従来の領域にとらわれない独自の芸術表現の可能性を広げ、その中から自由な新しい表現者の育成を目指します。
アドミッション・ポリシー
大学院美術研究科は平成21年4月より博士課程前期課程、後期課程を設置しました。研究科博士前期課程は1専攻6領域とし拡大する芸術表現研究を可能とする体制としています。博士後期課程はより高度な芸術表現研究を行える環境を整えています。
このような環境において目的意識と研究意欲の高い学生を求めています。また、高度な美術表現研究により、将来の美術、芸術界を担うべく人材を求めています。
ディプロマ・ポリシー
愛知県立芸術大学大学院美術研究科博士前期課程は、それぞれの研究領域での卓越した芸術性、優れた専門性を追究しています。実技能力の向上を図り、理論的構築に裏付けられた研究を評価の対象とします。主研究領域の指導教官だけでなく全ての研究室から様々な指導を受けられる体制をとっており、幅広い研究指導が受けられます。
所定の単位取得と修了制作、修士論文等により審査を行い学位を授与します。







